DeNAラミレス監督期待の10代大砲、紅白戦で非凡なセンスの片鱗披露
ラミレス監督が称賛するドラ5細川が犠飛&適時三塁打
DeNAの沖縄・宜野湾キャンプで、今季初実戦となる紅白戦が12日に行われた。筒香、梶谷ら主力の打者は出場せず、レギュラーを狙う若手が中心に出場した。
注目は、2軍キャンプメンバーの18歳ながらも、1軍の試合に“臨時招集”されたドラフト5位の細川と、2年目の育成選手ながらも1軍キャンプメンバーに入っている網谷。ともに未来の大砲として期待されており、ラミレス監督もインタビューで「本当に、この2人は見ていて楽しみ」と語っており、将来性を高く評価している。
細川は紅組の5番・右翼で出場。第1打席は空振り三振に倒れたが、4回1死一、三塁ではもう少しで本塁打という大きな中犠飛を放ち打点をマーク。先発ローテ入りを目指す三嶋の初球を積極的に狙った。6回2死一塁では再び三嶋から、追い込まれながらもコンパクトなスイングで右翼線への適時三塁打。パワーとテクニックの非凡なセンスの片鱗をみせた。
白組の3番・一塁で出場した網谷は1回無死一、二塁で好機では三邪飛に倒れたが、3回には追い込まれながらも四球で出塁。4回には1死三塁からしっかりと中犠飛を放ち打点をマークした。6回の第4打席は三振で、無安打に終わったものの、最低限の仕事はこなした。
紅白戦とはいえ、ともに10代でクリーンアップを任されるなど期待値は十分。初の対外試合となる13日の阪神戦にもベンチ入りする。ライバル球団を相手にどんなパフォーマンスを披露するのかファンも楽しみにしている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count