目標は「1軍で5勝」 成長株のソフトB笠原は「いいアピールできている」
A組でのキャンプ前半で存在感、13日は佐藤コーチに寄り添われ101球
11日のシート打撃で好投を見せたソフトバンクの笠原大芽が13日にブルペン入り。佐藤義則コーチのアドバイスを受けながら101球を投げ込んだ。成長著しい5年目左腕は、A組で過ごしたここまでのキャンプを振り返り「いいアピールができている」と満足げに語った。
昨年ファームで9勝をマークし、水上善雄2軍監督も「スタミナも制球も良くなった」と成長を認める笠原。11日のシート打撃では、打者7人を相手に無安打3奪三振と堂々のピッチングを見せ、さらに評価を上げたばかりだ。
この日のブルペンでは、佐藤投手コーチが寄り添うように立ってフォームについてアドバイスを送った。「外に体が流れるので、しっかり残すようにと言われました」と笠原。2日前のシート打撃の好投についても「それは特に意識せずに、両サイドへの制球を考えて投げました」という101球。A組に抜擢され、ほぼ半分が経過したキャンプをこう振り返った。