さらに豪華に…WBCベネズエラ代表、昨季33発のレンジャーズ二塁手も招集
球団が追加招集を発表、レンジャーズからは10選手がWBC出場へ
3月に開幕する第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のベネズエラ代表にルーグネット・オドル内野手が追加招集されたと所属球団のレンジャーズが発表した。MLB公式サイトが伝えている。豪華メンバーが揃った内野の陣容が、さらに強力になる。
記事によると、レンジャーズは14日(日本時間15日)にレギュラー二塁手であるオドルの参戦を発表。アダム・ローウェン投手もカナダ代表に招集されたため、レンジャーズからWBCに出場するのは10選手となった。主力のエイドリアン・ベルトレ内野手(ドミニカ共和国)、ジョナサン・ルクロイ捕手、サム・ダイソン投手(ともに米国)らも参戦する。
ダルビッシュの同僚でもあるオドルは昨季、打率.271、33本塁打、88打点といずれもキャリアハイの成績をマーク。23歳の若さで二塁の定位置を完全に掴んでいる。“因縁対決”となっていた昨年5月15日のブルージェイズ戦では、二塁にスライディングしてきたホセ・バティスタの顔面に強烈なパンチを食らわせ、大乱闘のきっかけを作った。
ベネズエラは内野にホセ・アルトゥーベ(アストロズ)、ミゲル・カブレラ(タイガース)、アルシデス・エスコバー(ロイヤルズ)、フレディー・ガルビス(フィリーズ)、マーティン・プラド(マーリンズ)といった豪華メンバーを揃える。二塁のレギュラーはアルトゥーベと見られており、「ダラス・モーニング・ニュース」によると、オマー・ビスケル監督は「ルーグネッド・オドルの役割を見つけるのは難しいだろう」と話したという。現役時代にゴールドグラブ賞に11度輝いた名手の采配にも注目が集まりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count