ドラ1から育成までヤングベイ躍動 DeNA新人3投手の快投で対外試合2連勝
浜口、進藤、笠井がそろって2回0封、5投手で完封リレー
DeNAは15日、韓国・ハンファと練習試合(宜野湾)を行い、2-0で快勝。新人3投手を含めた完封リレーで対外試合2連勝を飾った。
先発したドラフト1位・浜口遥大(神奈川大)は2回1安打で2三振を奪い、無失点。大きくタテに落ちるチェンジアップで空振り三振を奪取し、前評判にたがわぬ実戦初登板となった。
続いて3回から登板したドラフト8位・進藤拓也(JR東日本)も2回2安打で無失点。3番手の高崎からバトンを受け、7回から対外試合初マウンドに上がった育成1位・笠井崇正(BCリーグ信濃)は先頭から4者連続三振を奪う衝撃的な投球を見せ、2回パーフェクト。最後は野川が締め、5投手で完封リレーを飾った。
打線では今季初実戦となった侍ジャパンの筒香が「4番・左翼」で先発し、二ゴロ、左飛の2打数0安打で快音は響かず。レギュラー獲りを狙う乙坂、嶺井がタイムリーを放ち、存在感を見せた。
これで13日の阪神戦に続き、対外試合は2連勝。昨季、初めてCSに進出したラミレス監督は「我々はもうBクラスでなく、Aクラスのチームだとみんな思ってプレーしている。それがすごく気持ちに表れているのだと思う」とキャンプ序盤から語ってきたが、順調にチームの調整は進んでいるようだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count