MLB公式サイト、映像で松坂の06年WBCでの活躍回顧 「ダイスケ神話の誕生」
“スター候補生”のプレーも楽しみの1つ、「世界はダイスケ・マツザカを知った」
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕まで1か月を切った。野球日本代表「侍ジャパン」は3度目の優勝を目指すが、米国、ドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコなどにメジャーのスター選手が揃い、ハイレベルな戦いが予想される。
一方、日頃からメジャーリーグを見ている米国のメディアやファンにとっては、まだ見ぬスター候補生のプレーもWBCの楽しみの1つとなっている。当然、日本人選手もその「対象」。将来のメジャー移籍へ向けて、すでに大きな注目を集めている大谷翔平投手(日本ハム)は右足首痛で出場を断念したが、菅野智之(巨人)、則本昂大(楽天)といった実力派投手や、筒香嘉智外野手(DeNA)、山田哲人内野手(ヤクルト)といった若き強打者たちも熱視線を浴びそうだ。
過去に米国の野球ファンに鮮烈な印象を与えた選手は多いが、その代表格といえるのが松坂大輔投手(現ソフトバンク)。西武時代の2006年には日本の初優勝に貢献し、MVPに輝くと(連覇を達成した2009年の第2回大会もMVP)、翌2007年からはポスティングシステム(入札制度)でレッドソックスに移籍した。MLB公式サイトは、第4回大会の開幕を前に「世界はダイスケ・マツザカについて知った」とのタイトルで、第1回大会の活躍を振り返る1分26秒のダイジェスト映像を制作。過去のスター候補の“象徴的存在”として日本のエースを挙げた。