災い転じて福に? ロッテ清田が1軍合流「小さくまとまらずに…」

昨季は9月に2度の頭部死球…11日に誕生日の31歳が細谷と1軍合流

 2軍スタートだったロッテ・清田育宏外野手(31)が石垣島キャンプ最終クールの16日、細谷とともに1軍キャンプに合流した。「もともと上にいる選手。練習態度など、毎日報告を受けている」と伊東監督。17日から紅白戦を含め、実戦形式の中で1、2軍をふるい始めるようだ。

 チームの決まり事として、昨年の秋季キャンプに参加しなかった選手は2軍からスタートすることになっていた。「身体も自分の思うように動けている」という背番号1は「(2軍の練習メニューが)びっしりで、ブルペンに行って、生きた球を一度も見れなかったが、(紅白戦では)あまり真っすぐを1、2の3で打ちにいかず、自分の中のタイミングで打つことを心掛けたい。小さくまとまらず、身体を大きく使って、逆方向に強い打球を打つようにしたい。(打撃練習でも)だいぶ、できてきた」と明るい。

 11日に石垣島で31歳の誕生日を迎え「若くはないので、健康に気を遣い、笑ってシーズンを終えたい」と語っている。9月に2度も頭部に死球を受けるなど昨シーズンは散々だったが、災い転じて福にしたい。

【了】

細野能功●文 text by Yoshinori Hosono

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