ロッテ井口、年にも負けず、風にも負けず 豪快サク越え「仕上がり早い」
今年43歳の球界最年長野手「調子いい」、逆風のランチ特打でサク越え
今年43歳を迎える球界最年長野手、ロッテ・井口資仁内野手が順調なキャンプを送っている。
2軍調整中の井口は、福浦とランチタイムに5球交代の1か所打撃を恒例にし、16日は2人合計40分間打ち続けた。左翼方向は強烈なアゲインストの風で、打球は押し戻されていたが、それでもサク越えが1本、フェンス上部のネット直撃が1本と気を吐いた。
「打ち込み、走り込みもできて、例年よりも仕上げが早く、調子いいですよ。このままケガがなく、オープン戦に臨みたい」と語り、ブルペンに足を運んで、生きた球を見ながら、実戦でのタイミングの取り方など、目慣らしも始めており、大リーグを含めてプロ21年目のシーズンインを楽しみにしている。
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細野能功●文 text by Yoshinori Hosono