佐々木、平沢は生き残れるか ロッテが紅白戦 監督「選ぶ材料の一つ」
沖縄本島行きをかけ、17日から“サバイバル紅白戦”2番勝負
ロッテは17、18日の両日、石垣島キャンプで1軍対2軍で紅白戦を行い、新外国人2人が実戦デビューする。
伊東監督は16日に「両外国人を出します」と、マット・ダフィー、ジミー・パラデスの起用を明言。合流が遅れていたスタンリッジは21日に来日し、23日から2軍キャンプに合流する。「本人は今すぐ投げる気持ちで来るでしょうが、基本は2軍扱いで、ゲームに投げられるコンディションになったら呼ぶ」と方針を明かした。
試合も本気モードに突入する。「(台湾・ラミゴ戦では)全くサインは出さなかったが、いろいろ細かいサインは全部出します」と指揮官。「あまり結果が出ないと(1、2軍を)選ぶ材料の一つと考えている」と話した。
1軍は21日に石垣島キャンプを打ち上げて沖縄本島に移動し、オープン戦2試合を戦う。25日はヤクルト戦(浦添)、26日は巨人戦(那覇)が予定されており、オープン戦メンバーに入れるか、若手は早くも正念場になる。
紅白戦にはドラフト1位の佐々木、同2位の酒居も登板予定。ラミゴ戦でアーチをかけ、遊撃の定位置争いを繰り広げている2年目・平沢や3年目・中村の打撃内容が注目される。
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細野能功●文 text by Yoshinori Hosono