DeNAに「第3の新星」 “最下位指名”ドラ9佐野がプロ1号、逆方向へ強烈ソロ
網谷&細川に続く新星登場…昨秋ドラフトは全体87人中84番目
DeNAにまたまた新星が現れた。ドラフト9位ルーキー・佐野恵太内野手(明大)が17日、練習試合・ヤクルト戦(浦添)で“プロ1号”を放った。
3-5の8回、途中出場の左打者はヤクルトのドラフト6位の新人右腕・菊沢をとらえ、左翼席へ突き刺した。これが、プロ入り後の実戦初アーチとなった。
佐野は広陵高から明大を経て、昨季のDeNAの本指名では最下位となるドラフト9位。全体87人中84番目に名前を呼ばれ、プロ入りの夢をつかんだ。ソフトバンクの佐々木誠3軍監督を叔父に持ち、「勝負強い打者になりたい」と目標を掲げていた背番号44は、持ち前の打棒をいかんなく発揮した。
DeNAでは13日の練習試合・阪神戦(宜野座)で、ラミレス監督が「見ていて本当に楽しい」と期待する2年目の育成・網谷圭将、ドラフト5位ルーキーの細川成也の2人がそろって一発を放ち、注目を浴びていた。ここに来て現れた「第3の新星」は、指揮官にとってさらに明るい材料となりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count