ドジャースが外野手ラフを韓国サムスンへ譲渡 日本球界移籍の噂も
年俸約1億2400万円で契約と米メディア
各国に“球春”が到来しているが、現在沖縄でキャンプ中の韓国リーグ(KBO)サムスンに新たな外国人選手が加わるようだ。ドジャースがダリン・ラフ外野手の契約をサムスンに譲渡したと、公式サイトが伝えている。
昨季までフィリーズに所属したラフは、オフに行われたハウイー・ケンドリックとの交換トレードでドジャースに移籍。新天地でのスタートを切る矢先だった。だが、ドジャースの外野陣はジョク・ピーダーソン、ヤシエル・プイグ、アンドレ・イーシアらを抱えるなど層が厚く、フィリーズでもレギュラーとして定着しきれなかったラフが割って入る隙間はほとんどなかった。また、昨季終了間際に、ラフ自身が日本をはじめとする海外リーグへの移籍への興味を口にしたり、オフ中には日本の球団が獲得計画を立てていると報じられることもあった。
同時に、ドジャースはチェース・アットリー内野手とフランクリン・グティエレス外野手と契約合意に至っていると報じられており、メジャー契約40人枠を空ける必要性に迫られていた。球団とラフの両者の目的が一致し、今回の契約譲渡に至ったとみられる。
記事によれば、ラフは年俸110万ドル(約1億2400万円)を手にするそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count