外野争いがますます熾烈に―ソフトB上林、オフの取り組みが凝縮された一発
外野1枠を争う熾烈な争い、「結果にこだわってやっていきたい」
6回の第3打席では、ドラ1右腕の田中正義から右前へクリーンヒット。前日18日の紅白戦では、外野手の座を争う真砂勇介が2本の二塁打を放ったが、それに負けない活躍を見せた。
ソフトバンクの外野手争いは厳しい。現状で柳田悠岐と中村晃は当確。残る1枠を上林、真砂、この日3打数3安打と打ちまくった福田秀平、2013年に最多安打のタイトルを獲った実力者の長谷川勇也、そして吉村裕基らが争う形だ。
「去年は(オープン戦などで)結果が出なかったので、結果にこだわってやっていきたい」。上林か、真砂か、はたまた福田か、長谷川か。その座を争う男たちから、目が離せない。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani