韓国のWBC初優勝は「非常に困難」 米メディア分析「弱点の一つは投手陣」

李大浩は「打撃で韓国を牽引」、呉昇桓は「大車輪で働くだろう」と予想も…

 3月に開幕する第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で初優勝を狙う韓国。ただ、今大会はメジャーリーガーを元阪神のオ・スンファン(呉昇桓、カージナルス)しか招集できなかった。“国内組“中心のメンバー構成で、悲願の世界一はなるのか。米スポーツメディア「Scout.com」はWBCに出場する各国の分析記事を掲載しているが、韓国の優勝は「非常に困難」との見方を示している。

 記事ではまず、韓国代表で鍵となる選手として、オ・スンファン、チェ・ヒョンウ、そして元ソフトバンクのイ・デホ(李大浩)の3選手を挙げている。昨季マリナーズでプレーしたイ・デホについては「打撃で韓国を牽引するだろう」と紹介。昨季のKBOで打率.376をマークしたチェ・ヒョンウも「イ・デホのように、チェには長打力がある。また、2016年のKBOオールスターに選出、MVP候補でもあった」と評価している。

 昨季カージナルスで1年目から76試合に登板し、6勝3敗14ホールド19セーブ、防御率1.92と圧倒的な成績をマークしたオ・スンファンについては「イ・デホ以外に、2016年のシーズンをMLBで過ごしたのはオしかいない。オは韓国のために大車輪で働くだろう」と分析。かつて阪神の守護神を務めた右腕が大きな役割を果すことは間違いない。

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