MLB昇格狙う中後悠平のライバル? Dバックスが101勝左腕とマイナー契約

中継ぎ左腕が補強ポイントのDバックスで注目浴びる中後

 中継ぎ左腕が補強ポイントになっていることは確かで、変則サイドハンドの中後には大きなチャンスがあると見られている。米CBSスポーツ(電子版)は先日、「MLB30球団のスプリングトレーニングで最も興味深い招待選手」と題した特集記事を掲載し、ダイヤモンドバックスでは中後をピックアップ。「ファンキーな投球フォームと圧倒的なスライダーを兼ね備える左腕であり、優秀な対左のスペシャリストの候補である」と高評価し、「空振りを奪うことが出来るサウスポーは、スプリング・トレーニングにおいて注目すべき存在である」と評していた。

 2015年限りでロッテを戦力外となりながら、昨年からマイナー契約でダイヤモンドバックスに加入。ルーキーリーグから3Aまで這い上がった。3Aでは13試合に登板し、10回2/3を7安打無失点13奪三振3死球、防御率0.00と快投。球団内でメジャー昇格が検討されるほどの存在感を示し、今年は招待選手としてキャンプに参加している。

 経験豊富なデラロサは“ライバル”となりそうだが、中後にも大きな武器がある。左打者キラーとしてメジャー昇格をつかみたいところだ。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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