中継ぎのロッテ大谷「40球でやめるつもり」が…ブルペンで163球の投げ込み
205球の涌井に負けじと…「球の力の感触をつかみたくて」
今月14日に32歳の誕生日を迎え、ヘアスタイルまで「32」と仰天の髪型を披露したロッテ大谷智久投手が20日、205球の涌井に負けじと、163球を投げ込んだ。
中継ぎの切り札的存在で、肩のスタミナを要求されることはないが、投球練習は150球を超えてしまった。「40球でやめるつもりだったが、球の力の感触をつかみたくて」。想定外の投げ込みになった。
「キャンプの最初と、最後では違って、投手ってデリケートなんです」と話した右腕。「32」は早々にカットしたようで、頭はすっきり。心機一転している。
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細野能功●文 text by Yoshinori Hosono