松坂大輔、春季キャンプA組合流へ　五十嵐、攝津、寺原とともに昇格

B組で一時ハイペース調整、再びペースアップなるか

　ソフトバンクの松坂大輔投手が、宮崎キャンプ第5クール初日の21日から、主力組中心のA組に合流する。これまで、若手中心のB組で練習を続けてきた右腕は、当初の予定通り、五十嵐亮太、攝津正、寺原隼人とともに昇格。この日の練習メニューに4投手の名前がA組に組み込まれた。

　B組で送ってきたキャンプでは、7日にブルペンで239球を投げ込むなど、ソフトバンク入団後の過去2年とは比べものにならないほど、ハイペースで調整を行ってきた。疲労蓄積のため、第4クールはペースを落とし、クールの4日間は一度もブルペンに入らず、状態の回復に主眼を置いてきた。このクールから再度ペースアップとなるか。

　また、4人と同様にB組でキャンプをスタートさせた中田賢一、大隣憲司の2人は、引き続きB組で調整を行なっていく。

【了】

福谷佑介●文　text by Yusuke Fukutani