ハム中田が侍Jで受ける刺激 強打者揃いに「やっぱり気合は入りますよね」
強化合宿初日は上々のスタート、4番候補は「のびのびとしっかり持ち味を生かす」
3月に開幕する第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて、23日から「KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎」で強化合宿をスタートさせた野球日本代表「侍ジャパン」。筒香嘉智外野手(DeNA)とともに4番候補として期待されるのが、前回大会も経験している中田翔内野手(日本ハム)だ。
精力的に練習メニューをこなしたジャパンの主砲は、「引き締まった気持ちで参加できました」と初日を振り返った。日本のトッププレーヤーが集まり、日の丸をつけて行う練習は、日本ハム不動の4番にとっても格別だという。
「バッティングを見ていても、勉強になる、参考になるバッターが多い。みんなのバッティングを見ていましたし、やっぱり気合は入りますよね。(山田)哲人にしてもそうですし、同じ組で打った筒香にしてもそう。他の選手ももちろんそうですけど、勉強になることはたくさんあると思います」
2013年のWBC出場時は23歳。4年間で立場は大きく変わった。これまで小久保ジャパンで中心選手として勝負強さを見せてきただけに、いよいよやってくる“本番”でもしっかりと力を見せつけてほしいところだ。
「体のコンディションはいい感じでここまできている。あとは本当にしょうもない怪我だけはせずにしっかり汗をかいていきたいなと思います。これだけのメンバーが揃っていますから、自分はのびのびとしっかり持ち味を生かすことが出来ればいいかなと思っています」
中田が侍ジャパン打線を牽引できれば、世界一に確実に近づく。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count