侍ジャパン坂本が打“線”の大切さを強調「全員がつなぐことが大事」
練習試合では「大事に考えながらやっていきたい」
3月に開幕する第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて、野球日本代表「侍ジャパン」は23日から「KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎」で強化合宿をスタートさせた。今大会で正遊撃手として“当確”の坂本勇人内野手(巨人)は「つなぐ野球」をカギとした。
前回大会に続き、2大会連続でWBC出場となる坂本は「まずショートを守らせてもらっているので、守備でチームに貢献したいです」と意気込みを語った。打撃については「つなぐのか、返すのか。(状況に応じて)柔軟に考えてやっていきたいです」と話し、“線”としてつながる打線を目指す。
4年前のWBCで外国人選手のパワーに圧倒された。「全員がつないで1点を取らないと、外国人選手のパワーには勝てない。全員がつなぐことが大事」と、どの打順を任されても「つなぐ」意識を持って打席に立つ。
3月7日の初戦キューバ戦までに与えられた実戦の場は5試合。
「少ない打席の中で、大事に考えながらやっていきたいです」
上位打線も中軸もこなせる巧打者が「つなぐ野球」を体現するため、実戦で調整に乗り出す。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count