ここ10年のヤンキースベスト布陣に日本人3選手　DHは「2009年・松井秀喜」

先発ローテには日本人2投手が選出

　特集記事では“ベストオーダー”も組まれており、以下のようになっている。

1番ジーター（2009年）
2番カノ（2012年）
3番ロドリゲス（2007年）
4番テシェイラ（2009年）
5番ポサダ（2007年）
6番グランダーソン（2011年）
7番松井（2009年）
8番スウィッシャー（2010年）
9番ガードナー（2010年）

　また、先発ローテでは2008年のマイク・ムッシーナ、2009年と2011年のCC・サバシアとともに2人の日本人投手がメンバー入り。1人は2012年の黒田博樹、もう1人は昨年の田中将大で、それぞれ「クロダは素晴らしかった。ヤンキースにおいて、彼以上の1年契約はなかった」「昨年のタナカは最高だった」と評している。一方、救援投手ではマリアノ・リベラやデリン・ベタンセスが複数年で選出されており、その他、2011年のデビッド・ロバートソン、2015年のアンドリュー・ミラーが選ばれている。

　ヤンキース自体はここ10年でワールドシリーズ制覇が1度のみと黄金期から下降線を辿っているとはいえ、メジャーを代表する名門で評価されるのは価値あること。特にヤンキースが最後にメジャーの頂点に立った際の「MVP・松井」は多くのファンの記憶に刻まれているに違いない。

【了】

フルカウント編集部●文　text by Full-Count