巨人退団→消息不明→MLBでFAのガルシア、カージナルスと契約合意
昨季巨人退団、MLBでFAとなっていたガルシア
カージナルスは24日(日本時間25日)、昨季巨人に所属したホセ・アドリス・ガルシア外野手(23)と合意したと発表した。
MLBの移籍情報サイト「トレード・ルーモア」によると、マイナー契約で招待選手としてメジャーキャンプに参加する見通し。ブレーブスに所属するアドニス・ガルシアを兄に持ち、キューバ国内リーグで通算263試合出場、打率.307、28本塁打、139打点を記録していたの有望株。昨年4月、巨人から獲得が発表され、6月16日の楽天戦で代打で1軍デビュー。同18日のロッテ戦では「1番・左翼」に抜擢されるも、その後、2軍降格となった。イースタン・リーグでも28試合出場で打率.234、4本塁打、12打点、2盗塁の成績に終わり、巨人が8月18日付でウエイバー公示申請を行ったと発表した。
その後、キューバへ帰国したが、途中のフランスで消息を絶ったと複数の海外メディアが報道。米スポーツ誌の「ベースボール・アメリカ」なども「外野手のホセ・アドリス・ガルシアがキューバを去った」とレポートし、昨年末にはMLBでフリーエージェント(FA)として認められたと伝えられていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count