平均24.6歳の若虎躍動 16安打11点でハムに大勝、北條が2発3打点で起爆剤に
ドラ1大山初安打、中谷も4打数2安打4打点とアピール
阪神が25日の日本ハムとのオープン戦(名護)で3本塁打を含む16安打を放ち11-3で大勝。金本知憲監督就任2年目で好スタートを切った。
鳥谷敬、糸井嘉男、福留孝介らベテランを欠いた若虎打線。火を付けたのは「1番・遊撃」でスタメンした22歳の北條史也だ。3回1死一塁、メンドーサの甘いツーシームを捉え、先制のオープン戦1号2ランを左中間へ。8回先頭では右腕・井口の甘い直球をフルスイングし、左翼ポール際へダメ押しの2号ソロを運んだ。4打数2安打3打点。4回2死二、三塁では四球を選び、鳥谷との正遊撃手争いへ大きくアピールした。
ドラ1ルーキー・22歳の大山悠輔も続いた。5回無死一、二塁で原口の代走で登場。6回2死は遊ゴロに倒れたが、8回1死三塁では白村から左前適時打を放ち、オープン戦初安打初打点をマークした。キャンプ中はなかなか結果が出なかったが、この一打を次へつなげたいところだ。
「6番・一塁」で先発した24歳の中谷将大は5回無死満塁から左翼フェンス直撃の2点二塁打。7回無死一塁では左越え1号2ランを放ち、4打数2安打4打点と猛アピールした。昨年セ・リーグ新人王に輝き、「3番・左翼」でスタメンした23歳の高山俊、「9番・中堅」の23歳・江越大賀も2安打を放った。