ホークス柳田がド迫力アーチショー 46スイングで柵越え14本「気持ちよかった」

3連発、3連発、4連発…工藤監督も「かっ飛ばしてたね」

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、ど迫力のアーチショーを見せた。右肘痛の影響でB組でキャンプを送っていた大砲は、25日の侍ジャパンのオープニングマッチからA組に合流。宮崎キャンプ最終クール2日目の26日にはA組で今季初めての練習を行い、フリー打撃で持ち前の破壊力を存分に見せつけた。

 46スイングで柵越えが14本。3連発、3連発、4連発と、打球は次々と外野フェンスを越えた。場外弾も2発かっ飛ばし「気持ちよかったっすね」と笑みがこぼれた。

 右肘の状態はまだ万全ではなく、5、60メートルのキャッチボールを行なっている段階。シートノックなどにも入っておらず「焦らずにやっていきます」と慎重な姿勢を崩さなかった。

「かっ飛ばしてたね」とその打撃を頼もしそうに見つめていた工藤公康監督。ただ、右肘の状態については、本人同様に慎重で「9割くらいで投げて、痛みが出ない中でGOとなるのか、そこはトレーナーに任せている。まだ無理だね。しばらくはDHで」とし、28日の「球春みやざきベースボールゲームズ」楽天戦(アイビー)からスタートする対外試合では、当面、指名打者としての起用となる。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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