イチローは何位? メジャー現役選手“貢献度”トップ25、米サイト特集

イチローは「望む限り続けることができる」、ランキング上位選手は…

 その上にランクインしたのがイチローだ。メジャー16年間で積み上げたWARは+59.9で、歴代で182位となっている。記事では昨季のWARが+1.5だったことも紹介し、「2015年にマイナスのWARを記録したのち、昨季のイチローはマーリンズを助けるべく復調した。恐らく彼は望む限り続けることができるだろう」と評している。

 イチローより上にランクインしている選手は以下の通り。

6位ロビンソン・カノ(マリナーズ)WAR+62.4、歴代158位
5位チェイス・アトリ―(ドジャース)WAR+64.4、歴代139位
4位ミゲル・カブレラ(タイガース)WAR+69.6、歴代102位
3位カルロス・ベルトラン(アストロズ)WAR+70.4、歴代93位
2位エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ)WAR+90.2、歴代45位
1位アルバート・プホルス(エンゼルス)WAR+101.1、歴代30位

 米データサイトの「Baseball-Reference.com」によると、イチローのWARはメジャーシーズン最多安打(262安打)を記録した2004年の+9.1がキャリア最高で、次いで1年目の2001年に記録した+7.7、2007年の+5.8と続いている。逆に最低は2015年の-1.5、次いでマリナーズ時代の2011年の0.6となっている。今後も現役続行を見据えている鉄人はどこまで数字を伸ばしていくことができるか。メジャー野手最年長となる43歳のさらなる飛躍に期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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