ソフトBドラ1田中、初キャンプは「勉強の連続」 「ここから本当のスタート」

宮崎キャンプ打ち上げ「なかなか自分のペースで出来なかった」

 ソフトバンクのドラフト1位ルーキー・田中正義投手がプロとして初のキャンプを総括した。宮崎キャンプ最終日の27日、27日間行われていたキャンプが打ち上げとなり「全てが初めてのことで、勉強の連続でした。先輩についていくだけでも疲れてしまう日もあって、なかなか自分のペースで出来なかった。大変なことが多いな、と思いました」と振り返った。

 23日の紅白戦登板後は、休日を挟み3日連続ノースローだったが、宮崎キャンプ最終日の27日、4日ぶりにキャッチボールを再開した。制球面や変化球には課題を残しており「やるべきことはたくさんある。1つ1つ潰していけるようにしたい。ここからが本当の意味でのスタート。気持ちを入れ直してやっていきたい」とした。

 28日には対外試合が本格的にスタートする。開幕ローテ入りを期待されるドラ1右腕だが、そこは12球団屈指の選手層を誇るソフトバンク。ライバルは数多く「オープン戦でしっかり投げられるように頑張ります」と控えめに意気込みを語っていた。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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