侍の先発・則本、初回に4安打浴びて1失点 平田が美技も犠飛で先制許す

台湾リーグ選抜が先制、昨季打率.414のワンが先制犠飛

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む野球日本代表「侍ジャパン」は28日、壮行試合(ヤフオクドーム)で台湾リーグ選抜と対戦。先発の則本昂大投手(楽天)が初回に先制を許した。

 則本は立ち上がり、先頭のヤン・ヤオシュンに147キロの直球でバットを折りながらもライト前に運ばれた。続くリン・ジーピンにもセンター前に運ばれ、いきなり無死一、三塁のピンチ。ここで、昨季台湾リーグ史上最高の打率.414を記録したワン・ブォロンにフォークを捉えられた。

 鋭いライナーがライトに飛んだが、この日スタメンの平田がスライディングキャッチ。立ち上がり、すぐに一塁に送る美技でダブルプレーとなったが、三塁走者がタッチアップ。1点が入った。

 則本はさらに5、6番打者に連打を許したが、最後はニゴロで3アウト。初回にいきなり4安打を浴びたが、何とか最小失点で切り抜けた。

 両チームのスタメンは以下の通りとなっている。

【侍ジャパン】
1(DH)山田
2(二)菊池
3(遊)坂本
4(左)筒香
5(一)中田
6(右)平田
7(三)松田
8(捕)大野
9(中)秋山
投手 則本

【台湾リーグ選抜】
1(右)ヤン・ヤオシュン
2(三)リン・ジーピン
3(中)ワン・ブォロン
4(DH)ポン・ジョンミン
5(捕)リン・ホンユー
6(左)パン・ウーション
7(一)チェン・ジュンシウ
8(ニ)リン・ウェイティン
9(遊)リン・チョンフェイ
投手 ワン・イージョン

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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