代表外の台湾選抜、侍を「まさか」の17安打滅多打ち 監督「私もビックリ」
台湾代表には「いくつかの大きな障害」
WBCに出場するチャイニーズ・タイペイ代表については、MLB公式サイトが2月に特集を組み、「いくつかの大きな障害を抱えている」とレポート。主力選手が不在となることを伝えていた。
特集ではマーリンズの陳偉殷(チェン・ウェイン)投手らが不参加となることを指摘しつつ、「台湾にある中華職業棒球大聯盟はワールドベースボールクラシック参加を拒否。代表チームへのサポートを否定した」、「幸運にも、同連盟所属の4球団中3チームは選手がWBCに参加することを許可している。しかし、Lamigoモンキーズは連盟と同様の措置を講じた」と万全の戦力が整わないことを紹介。一方で、「野球に関して立派な歴史を築いている。WBSCでは現在ランキング4位であり、多くの人が考えるよりも巨大な力を持っている」とチーム力を高く評価していた。
WBC1次ラウンドで韓国、オランダらと同組のチャイニーズ・タイペイ。今回はそのチームに参加しない選手たちが結果を残した形。侍ジャパンを苦しめた選手たちに、指揮官も驚きを隠せない様子だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count