ソフトB育成出身右腕、「第2の千賀」へ衝撃の155キロ「そんなに出てたの?」
「第2の千賀」へ…工藤監督も高評価「リリーフ陣にもいい刺激になる」
2013年の育成ドラフト1位でソフトバンクに入団。創価大出身で、今季のドラ1・田中正義の先輩にあたる。昨季途中に育成から支配下登録され、今季が4年目。力強い真っすぐを評価され、宮崎キャンプではA組に抜擢された。
この日のアピールに「ボールに力があったのは良かった。力のあるボールは相手も感じたと思う。紅白戦やシート打撃で投げて通用すると思ったところはあると思う」と工藤公康監督も高評価を与えた。
昨季ファームでは先発も務めていたが、指揮官が「リリーフ陣にもいい刺激になる」というように、今後も中継ぎで起用となる。
「中継ぎでとにかく短いイニングを、今日のようにピシャッと3人で切って、チームに流れを持ってこられるようになりたい」
ソフトバンクの育成出身者といえば、侍ジャパンメンバーの千賀滉大が代表格。その千賀も13年にリリーフとして51試合に登板し、ブレークした。石川柊太。「第2の千賀」となる可能性を十分に秘めている。
【了】
福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani