不安要素なし　ソフトB和田、開幕“前哨戦”で2回1失点「試すことができた」

開幕投手の36歳が3･31開幕戦のロッテ相手に2回1失点

　ソフトバンクの和田毅投手が、上々の試運転を終えた。2日の「球春みやざきベースボールゲームズ」ロッテ戦で今季初の対外試合に先発。強風が吹き荒れる中で2回を投げ、新外国人のダフィーにソロ本塁打を浴びたが、2安打1失点にまとめ、「前回に比べて足の不安なく投げられた。順調。コントロールよく投げられている。状態は紅白戦から良くなっている」と好感触を得た。

　3月31日のロッテ戦（ヤフオクD）での開幕投手に決まっている和田。この日はその開幕戦で対戦するロッテとあって「開幕で当たるロッテということで、対戦したことのない外国人がいて、両方出てきたので、試すこと、確認することができた。２人とも大振りする打者じゃない」と、ダフィー、パラデスという新助っ人の特徴も見ることができた。

「今が100％では困るけど、徐々にいい状態にして迎えられるように調整するだけ」。36歳の大ベテラン。開幕に向けて、不安要素は見当たらない。

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福谷佑介●文　text by Yusuke Fukutani