不安の1回3四球　ソフトB五十嵐「ダメ」「収穫なし」「何もできなかった」

救援の一角担うはずが…ロッテ戦無失点も四球連発「毎回、違う形で投げている」

　ソフトバンクの五十嵐亮太投手が、不安を残した。2日の「球春みやざきベースボールゲームズ」ロッテ戦（アイビー）に3番手で登板。1イニングを投げ、3つの四球を出す内容に「何もできなかった。収穫なし」と肩を落とした。

　5回にマウンドに上がった右腕。先頭の井上に四球を与えると、続く田村にも連続四球。加藤を右飛、中村を見逃し三振にとったが、岡田にも四球を与えた。2死満塁とするも、角中の強い遊撃への当たりが二塁走者の田村に当たる守備妨害となり、無失点に切り抜けたが、苦しい内容だった。

「（今やっていることが）ダメということが分かった。毎回、違う形で投げている」と五十嵐。19日の紅白戦でも1イニングを投げて、2安打3四球で4失点。リリーフ陣の一角を担うはずのベテランが、苦しんでいる。

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福谷佑介●文　text by Yusuke Fukutani