侍投手陣のキーマン牧田が“汚名返上”の快投 WBC本番へ「100%に近い状態」
前回登板から「真っ直ぐの強さ」をテーマに修正
アンダースローから繰り出す独特の軌道のボールで、勢いづいていた“若虎打線”を手玉に取った。「前回、真っ直ぐが全然走っていなかったので、真っ直ぐの強さだけを意識して今日は投げました」。この「真っ直ぐの強さ」が修正のテーマだった。
「投げる時に遠回りというか、腕投げの部分があったので、自分の持ち味はムチみたいな感覚(ムチみたいに投げる感覚なので)、それを今日は投げられたと思います。(直球に)手応えがあったので、これを引き続き、続けていくことと、あとはもう少しバランスよく、コーナーに投げる精度をつけたい」
WBC本番へ向け、確かな手応えをつかんだ。
前回大会は日本の守護神を任された右腕。投手陣では唯一のWBC経験者として、大きな期待がかかる。「100%に近い状態なので、これを崩さないようにやっていきたい」。やはり、本番でも頼もしい存在となりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count