侍Jと同組・中国がオリックスに敗戦 好投のドラ1山岡が語る攻略法とは
オリックスが5-2で勝利、「真っすぐを振ってくるイメージ」
オリックスのドラフト1位・山岡泰輔投手が4日、WBC強化試合・中国戦(京セラドーム)に先発し3回1安打無失点と好投し、開幕ローテ入りに向け一歩前進した。試合はオリックスが5-2で勝利した。
格下の中国打線相手だったが直球は最速146キロをマーク、変化球もスライダー、カーブが低めに決まり4三振を奪うなどドラフト1位の実力を見せつけた。前回登板の2月26日対韓国・斗山戦では変化球の精度が悪く3回3失点と課題を残していたが「前回のこともあったので今日は0点でいこうと思っていた。いい感じで投げられた」と、短期間できっちり修正しアピールに成功した。
中国代表との対戦は実は2回目となる。2015年9月に行われたアジア選手権(台湾)でも社会人日本大表の先発として5回無失点の好投を見せていた。中国チームの顔ぶれもそこまで変わっておらず「真っすぐを振ってくるイメージ。特に2巡目からは真っすぐだけでしたね。ファウルに打たせて追い込んでからはスライダーで打ち取ることを意識していた」。
中国は侍ジャパンとWBC1次ラウンド同組で10日に対戦することが決まっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count