メジャー昇格目指す中後悠平が1回零封2Kの好投 地元紙も高評価「重要な一歩」

3者凡退でアピール、地元紙も「欠点のない6回を展開」

 ダイヤモンドバックスでメジャー昇格を目指す中後悠平投手が4日(日本時間5日)、パドレスとのオープン戦で4番手として登板し、1回を無安打無失点2奪三振の好投を見せた。この投球に地元紙「AZセントラル」電子版は「重要な一歩」と高く評価している。

 マイナー契約ながら招待選手としてメジャーキャンプに参加中の27歳左腕は、Dバックス先発のコービン、2番手T・ジョーンズ、3番手ゴッドリーが2失点ずつを喫する中、6回に登板。先頭のピレーラを空振り三振に仕留めると、続くジャンコウスキーを見逃し三振、アスアヘをショートフライに打ち取った。

 前回登板で1回1安打2四球1失点と制球面で課題を残していたが、2点ビハインドの状況でマウンドに上がったこの日は3者凡退に打ち取り、アピールに成功した。この投球について、地元紙は「対左スペシャリストのスポットを争う左腕、中後悠平は欠点のない6回を展開。ここまでの最初の2登板でストライク球の投球に苦しんだ彼にとって、重要な一歩となった」とレポートした。

 中後はここまで3試合に登板し、3回1安打2四球3奪三振1失点で防御率3.00となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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