2ボーク&1暴投 ハーバード大出身の楽天新助っ投、大荒れ4失点デビュー
ハーマンがオープン戦初登板、2ボーク&1暴投で5連打浴びて4失点
楽天の新外国人、フランク・ハーマン投手が5日、オープン戦のDeNA戦(倉敷)の9回にオープン戦初登板。米国の超名門・ハーバード大出身のインテリ右腕はボーク2つに暴投1つが絡み、5連打で4失点と大荒れデビューとなった。
0-2で迎えた9回から4番手で登板。先頭の関根に左翼への二塁打を許し、セットポジションとなると、リズムを崩した。ドラ9ルーキー佐野に左中間へタイムリー二塁打を浴びると、続く荒波の場面ではボークを取られ、走者は三進した。ここから3連打で2点を失うと、無死二、三塁の打者・宮崎の再びボークを取られ、さらに失点。後続は断ったが、4失点と不本意な内容となった。
ボークはセットポジションで投球動作が制止していないと判断されたもの。暴投も1つ出し、日本の実戦適応に課題を残した。フィリーズから今季加入し、米国の超名門・ハーバード大出身とした話題を呼んだ右腕。2月の練習試合では好投も見せていただけに、明晰な頭脳で課題を修正し、次回の汚名返上につなげたい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count