広島堂林が大暴れ、豪快弾含む3安打2打点 外野の定位置奪取へ猛アピール

外野の定位置奪取へ猛アピール、先発・岡田は4回48球で無失点の快投

 広島が5日、開幕カードで当たる阪神と甲子園で対戦し、6-2で快勝した。

 14安打を放った野手陣の中でも、目立ったのはなんと言っても堂林翔太内野手だ。「2番・右翼」でスタメン出場。初回に阪神のルーキー・小野から中前打を放つと、4-0で迎えた4回2死二塁では2番手・横山の浮いた変化球をはじき返し、左前へ。そして仕上げは9回、1死から岩崎の高めに浮いた直球をバックスクリーンへ運んだ。オープン戦1号を含む3安打。外野のレギュラー取りへ猛アピールに成功した。

 投手陣では2年目の岡田明丈が開幕ローテーション入りへ大きく前進した。最速150キロの直球を軸に4回を2安打無失点。2回には1死一、三塁のピンチだったが、糸原を高めの142キロを打たせて二ゴロ併殺に打ち取った。2回以外は3人でピシャリ。わずか48球。無四球と制球面も光った。

 岡田は前回、2月25日の中日とのオープン戦も2回を無失点に抑えており、これで6イニング連続無失点。2015年のドラ1が順調な仕上がりを見せている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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