ソフトB18歳右腕“飛び級延長” 初登板1回1失点も…監督「直球に力あった」
工藤監督は“飛び級延長”の考え「直球に力があった。まだ投げる機会はある」
昨季は3軍戦で18試合3勝5敗2セーブ、防御率4.81。ウエスタンリーグでの登板はなく、2軍戦を飛び越え、オープン戦とはいえ、いきなり1軍マウンドに上がった。
「四球を出すとああなる。無駄な四球を出さないようにしないといけない。先輩たちはポンポン投げられている。僕にはまだコントロールが足りない。できるだけ力強いボールを、ストライクゾーンに投げられるようにしたい。今日はいい経験になりました」と振り返った。
工藤公康監督は「ストレートに力があった。緊張はあったと思うけど、まだ投げる機会はある。ベンチに入れておきます」と今後もオープン戦を戦うチームに帯同させる考え。18歳の右腕は、この経験を成長の糧にする。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani