侍J中田、復調兆し実感「自分のスイング取り戻せた」 本番へ「あとは気持ち」
世界一奪還へ攻撃的姿勢貫く、「攻めて攻めて攻めまくる」
野球日本代表「侍ジャパン」の中田翔内野手(日本ハム)が6日、“超攻撃的”な姿勢で世界一奪回を目指すと明かした。7日のキューバとの開幕戦(東京ドーム)を翌日に控え、報道陣の取材に対応。「ここまで来たらやるしかない。失敗や負けを恐れずに、攻めて攻めて攻めまくりたいなと思います」と意気込みを語った。
13年大会に続き2度目の出場。4強止まりだった前回大会はチーム最年少23歳だったが、今回は主軸、5番打者として期待がかかる。「やるしかないです。それだけです。正直、気持ちの高ぶりはないですけど、明日球場もすごい雰囲気になっていると思う。そうなってきたら緊張感も増してくる」と話した。
すでにキューバ代表は映像で確認したという。「投手陣は素直な球は投げてこない。常に動く球で勝負してくると思う。あとは向こうの打者陣も初球からフルスイングしてくる打者が多い。はまらせたらすごい打線。その辺の怖さはあります」と分析。相手に不足はない。
侍ジャパン招集後は5試合で打率.166(18打数3安打)、2打点。それでも、復調の兆しを感じ取っている。「悪くないと思いますし、自分のスイングを取り戻すことが出来たので。あとは気持ちかなと思います」と本番を見据えていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count