連敗韓国、メディア失望「忘れたい大会」 予選R降格も浮上「痛すぎる代価」
1次R敗退濃厚、メディアは早くも次大会を危惧「予選ラウンド降格だけは…」
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のオランダ戦(7日)で0-5で敗れた韓国代表。イスラエル戦に次ぐ2連敗に、韓国国民もメディアもショックを隠し切れない。
韓国経済紙「アジュ経済」は「韓国で初めて開催されたWBCは、忘れたい大会になった」と伝えた。また、同紙は2連敗の敗因について「コンディション調整に失敗した。主要メンバーの相次ぐケガ、その管理ができず、選手層の薄さを露呈した」とも指摘している。
今大会、韓国代表にエントリーされた28人は、そのほとんどが30代。21歳の内野手キム・ハソン(ネクセン・ヒーローズ)、26歳の外野手パク・コヌ(斗山ベアーズ)以外は見慣れた顔ぶれ、“世代交代の遅れ”を指摘する声も少なくない。
これで韓国の1次ラウンド敗退は濃厚となってしまったが、9日の台湾戦だけは負けられない理由がある。それは次回のWBC本戦の出場権がかかっているからだ。
いま韓国メディアの目はそこに集中している。