侍が先制許す 先発菅野が2回にソロ被弾、東京Dの右翼最前列に運ばれる
2戦目のオーストラリア戦、侍ジャパン打線は初回の好機生かせず…
野球日本代表「侍ジャパン」は8日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド第2戦でオーストラリア(19時開始、東京ドーム)と対戦。初回のチャンスで4番・筒香、5番・中田が凡退して先制機を逃すと、先発・菅野が2回に先制ソロを浴びた。
日本は初回、相手先発アサートンから山田がセンター前ヒット。菊池もカーブをライト前に運び、連打で無死一、二塁とする。青木は“進塁打”となるニゴロで1死二、三塁とチャンスを拡大して筒香につないだ。しかし、前日のキューバ戦で先制打を放っていた日本の4番は、3ボールからフルカウントにされると、最後は空振り三振。続く中田も三ゴロに倒れた。
2回は3者凡退。すると、その裏に菅野が一発を浴びた。先頭打者を坂本の失策で出すも、続くウェルチはニゴロ併殺打。2死としたが、続くデサンミゲルへの1ボール2ストライクからの4球目、外角へのスライダーをライトに運ばれた。東京ドームの右翼席最前列に飛び込むソロ本塁打。先制を許した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count