侍ジャパン、中田の今大会初本塁打で勝ち越し 豪快ソロに小久保監督も絶叫

7回先頭で豪快アーチ、東京ドームは一瞬で沸騰

 野球日本代表「侍ジャパン」は8日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド第2戦でオーストラリア(東京ドーム)と対戦。7回に5番・中田翔内野手(日本ハム)が貴重な勝ち越しソロを放った。

 1-1で迎えた7回、先頭で打席に入った中田が、この回から登板した右腕ウィリアムズの初球のスライダーを完璧に捉えた。打った瞬間に東京ドームが沸騰。打球は鮮やかな放物線を描き、左翼スタンド中段へ飛び込んだ。

 ベンチの小久保監督も思わずガッツポーズを繰り出して絶叫。ダイヤモンドを一周した中田はナインと満面の笑みでハイタッチを繰り返した。

 初回には2死二、三塁のチャンスで三ゴロに倒れていた大砲。今大会初本塁打で日本に貴重な勝ち越し点をもたらした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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