貧打にあえぐ韓国が先制! 初回15イニングぶり得点で今大会やっと2点目
負ければ予選R降格の崖っぷち戦、3番パクが先制タイムリー
WBCの1次ラウンド(R)A組は9日、韓国の3番パク・ソンミンが初回に先制タイムリーを放ち、15イニングぶりの得点をマークした。
初回先頭。台湾のチェン・グァンユウ(ロッテ)からミン・ビョンホンが右翼への二塁打で好機を作った。続くイ・ヨンギュはバントをファウルにした後、三振。走者を進められず、嫌なムードが漂ったが、3番パクが右翼線へのタイムリーを放った。果敢に二塁を狙うもアウトとなったが、貴重な先制点をもぎ取った。
ともに開幕2連敗で1次R敗退がすでに決定している。この試合で負けた方がA組最下位が確定。次回の本戦出場権を逃し、予選Rから出場することになる。両国の行く末をかけた絶対に負けられない戦いとなっている。
韓国は2戦でわずか1得点。初戦のイスラエル戦の6回から無得点が続いていたが、元ロッテのキム・テギュンが座っていた3番を入れ替え、その3番打者から15イニングぶりの得点をマーク。今大会やっと2点目を挙げ、次回本戦出場権獲得へ幸先良いスタートを切った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count