メキシコ先発、メジャー108勝ガヤルドが3被弾 イタリアが同点に追いつく
初回にソロ弾、3点リードの4回に2点弾&ソロ弾を浴びる
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド・プールDが9日(日本時間10日)、メキシコ・ハリスコで初戦を迎え、メキシコ先発のメジャー108勝ガヤルドが3被弾で同点に追いつかれた。
メキシコは初回に先頭キロスが、元オリックスのマエストリから先頭打者弾を打って先制。だが、直後の攻撃でガヤルドはアンドレオリにソロ弾を浴び、同点とされた。
メキシコは3回にキロスの二塁打、4回に楽天アマダーのソロ弾などで4-1とリードを広げ、勝利に向けての足固めを始めたかに見えた。
だが、4回裏にイタリア打線がガヤルドに襲いかかった。1死からデスカルソが中前打で出塁すると、昨季ドジャースでデビューした左翼セゲディンが右中間へ2ラン。さらに、2死からブルージェイズ時代に川崎と度量だったコラベロがライトへ同点ソロ弾を叩き込み、一気に同点に追いついた。
メキシコは実績のあるガヤルドを初戦先発に起用して、盤石なスタートを切りたかったが、勝敗の行方は分からなくなった。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count