侍J・千賀が世界に強烈アピール 敵将高評価&米メディアはスプリット称賛

「センガのスプリットは豪州打線の手に余るものだった」

 この好投について米野球専門誌「ベースボールアメリカ」電子版は千賀が勝利投手となったことを伝えつつ「センガのスプリットはオーストラリア打線の手に余るものだった」と評価。ドジャースの極東担当スカウトも務めるオーストラリアのジョン・ディーブル監督が千賀を称賛する様子も伝えた。

 記事では指揮官が「我々は日本で最高の投手3人のうち2人と対峙した。スガノとオオタニはおそらく最高の2人の投手だが、センガもそこに並ぶ存在だ」とコメントしたこともレポートしている。

 オーストラリア戦で先発した菅野は5回途中を4安打4三振1失点と力投を見せ、勝利に貢献。大谷も海外から注目を浴びる存在で、千賀は今回の投球で強烈な印象を残したようだ。

 侍ジャパンが2大会ぶり3度目のWBC優勝を遂げるためには若い選手たちの活躍も不可欠。千賀をはじめ、NPBで活躍する選手たちが今後の試合でも期待通りの結果を残し、日本を頂点へと導けるか。海外からもそのプレーに熱視線が送られている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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