2次R進出をかけた決戦は豪州が5回に先制 キューバは満塁の好機生かせず

ともに日本に敗れ中国に勝利、勝ったチームが2次R進出へ

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールBは10日、2次ラウンド進出をかけて、ともに1勝1敗のキューバとオーストラリアが対戦。5回にオーストラリアがウエードのタイムリーで先制した。

 勝ったチームが2次ラウンド進出となる一戦。序盤から両国がチャンスを作るも、先制点を奪えない。オーストラリアは3回2死満塁の好機でウエードが空振り三振。一方、キューバは4回1死満塁でベニテスが投ゴロ併殺打に倒れた。

 すると、直後の5回、オーストラリアはキューバの2番手左腕イエラから元ヤクルトの4番デニングが四球で出塁。1死となってから二盗を決めた。オールティエンは中飛に倒れたものの、続くウエードがレフト前にタイムリー。ついに均衡を破った。

 両国はともに日本に敗れたものの、中国に勝利。この第3戦に勝ったほうが2次ラウンド進出となる。オーストラリアが勝てば初の1次R突破となる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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