侍の先発・武田、中国に今大会初得点を献上 レイに適時打浴び2点差とされる
マイナーリーグで12年間プレーするレイがタイムリー
野球日本代表「侍ジャパン」は10日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド第3戦で中国(東京ドーム)と対戦。3点リードの3回に先発・武田翔太投手(ソフトバンク)が中国に今大会初得点を献上し、2点差に迫られた。
この回、武田は先頭打者にヒットを許すと、続く打者の右飛で一塁走者がスタートしていたため、平田が好返球。タイミングはアウトも、一塁・中田の足が離れていたとしてアウトにはならなかった。だが、続く打者の初球で一塁走者が飛び出し、小林が一塁へ強烈な送球。今度はアウトに仕留めた。
しかし、武田は続く打者に四球を与えると、ジョイ・ウォンにセンター前ヒットを許して2死一、二塁とされる。3番のレイ・チャンには1ボールから直球をライト前に運ばれ、二塁走者の生還を許した。
中国は2試合連続スコアレスで敗れていたため、これが今大会初得点。MLBのマイナーリーグで12年間プレーするレイのバットから貴重な1点が生まれた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count