ロッテ新助っ人ダフィーが3安打5打点と爆発 “心”は「オールジャパン」!?
バックスクリーン左へ3ラン「いい結果を出せてラッキーだった」
ロッテの新外国人マット・ダフィー内野手(28)が11日、DeNAとのオープン戦で3ランを含む3安打5打点と快音を連発した。
2回に同じ新外国人選手で、DeNAのローテーション枠を争い、実戦3試合9回無失点と好調だったウィーランドの145キロ速球を右前打。3回には初球141キロのストレートを強振。バックスクリーン左の中堅スタンドに3ランアーチをかけた。
「(1死)一、三塁の状況で(低めの)くさい球に手を出すと悪い結果になると思って、目付を上にして、高めを狙った。失投だと思うが、いい結果を出せてラッキーだった」と振り返った。
WBCでは母国アメリカがコロンビア相手に、初戦をサヨナラで飾った。「A・ジョーンズが試合を決めたのは、ツイッターでチェックしていた。アメリカチームだけじゃなくて、知り合いもいるし、対戦したことのある選手もロースターに入っているが、今は日本。オールジャパンの気持ちでいる」と嬉しいことも言う。
この日は12-9で勝利し、「12点とって、チーム一体でピッチャーを助ける試合。これからも強い気持ちでしっかり明日に繋がる準備をしていきたい。守備でも色んな形で貢献して、チームの助けになりたい」とダフィー。オープン戦3アーチは12球団トップで、同じく新外国人のパラデスも2安打するなど「外国人も機能してくれている」と伊東監督。願いは公式戦で結果を出してくれることだろう。
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細野能功●文 text by Yoshinori Hosono