休養明けの侍・青木は上々 強敵オランダ戦へ“金言” 「今まで通りでいい」
強力メンバー揃えるオランダ戦へ「特別なことはやる必要はない」
オランダは、ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)、アンドレルトン・シモンズ(エンゼルス)、ジュリクソン・プロファー(レンジャーズ)、ディディ・グリゴリアス(ヤンキース)、ジョナサン・スクープ(オリオールズ)と、メジャーの一流内野手をずらりと揃えてきた。小久保監督は「そういう中で彼(青木)がメジャーリーガーとしてチームにいることは大きい」と期待する。当然、選手にアドバイスを送ることもできる。
ただ、青木自身は「もちろん(オランダの選手に)力があるのは分かっているけど、とはいっても同じ人間がやることなので。(日本代表の)みんなだって才能のある選手ばかりだし、自信を持ってやってくれれば。今まで通りでいいと思います。これまでの3試合も素晴らしいプレーが多かったですし、みんなが集中して試合に入っていけている気がするので、この感じでやっていければと思います」と話す。
「特別なことはやる必要はないと思うし、今まで通りのプレーをそのままやるだけだと思ってますけど、いつも通りのプレーができるように心の準備を含め、やっていきたいと思います。(オランダの選手について)聞かれれば答えるつもりですけど、情報を全て入れることがいいことだとは思ってないですし、本当に必要なことだけを言っていきたいと思います」
精神的支柱としてもチームを牽引する男は、あくまで“自然体”で決戦に臨むことが重要だと訴える。チーム唯一のメジャーリーガーが、4大会連続の準決勝進出へ向けて鍵を握る存在であることは間違いない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count