また大荒れ DeNA新助っ人、4回途中6四死球&危険球退場 2戦計13四死球
本拠地初登板、6四死球で3回2/3を4安打4失点…最後はまさかの危険球退場
DeNAの新助っ人、フィル・クライン投手が12日、オープン戦・ロッテ戦(横浜)で本拠地初登板し、3回2/3で4安打6四死球4失点。巨人にFA移籍した山口の穴を埋めるべく獲得した右腕は、2試合続けて大荒れ投球となった。
またも中盤に崩れた。4回1死からパラデスに右前打、井口に死球で一、二塁とされると、ダフィーに中前適時打。高濱、田村に連続四球で押し出し、2死から1番・伊志嶺への死球で危険球退場となり、4回もたずに降板。4日の楽天戦(倉敷)でも突然崩れ、5回途中7四球と不安を露呈させている。
それでも、ラミレス監督の信頼は変わらない。「全体的には良かった」と意に返さず、「打線は日に日に良くなっている。満塁でタイムリーが出ず、残塁が多かったのは残念だが……」とロッテに連敗しても、あくまでポジティブ思考は変わらなかった。
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細野能功●文 text by Yoshinori Hosono