旋風イスラエル、15日に日本と激突 「驚き」の4連勝も監督は2次R突破に自信
指揮官はエース右腕について「準決勝で投げさせることを計算している」
マーキーは「4連勝に私達自身は驚いているけど、支えてくれる家族、ファン、ユダヤ系の人たちに喜びにニュースを届けられたと思う」と笑う。すでに十分な“大旋風”となっているが、ゴールはまだまだ先にあると指揮官は見ているようだ。
この試合ではマーキーが69球で降板。球数制限ルールで、50球以上を投げた場合、投手は中4日をあけなければならない。好調なブルペン陣に任せて49球以内で降板していれば、2次R最終戦の15日・日本戦で登板も可能だったが、この試合での勝利を優先した。
ウェインスタイン監督は「(マーキーを)49球で降ろせば明後日(15日)も投げさせられたが、そういう決断はしなかった。準決勝に進んだ場合に彼を投げさせることを計算しているので」と言及。すでに決勝ラウンド進出を見据えていることを明かした。
1次Rでは突破決定後の対戦で勝っているとはいえ、一流メジャーリーガーを内野にズラリと揃える13日の対戦相手・オランダは強敵。13日の“再戦”で敗れるようなことがあれば、日本戦に2次R突破がかかる可能性もある。ただ、オランダに勝利し、なおかつ日本にはマーキー抜きでも対抗できると考えているようだ。
イスラエルがオランダに再び勝ち、5連勝で日本戦に臨んでくることになれば、まさに脅威。2次R最大の敵となりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count