米国、カナダに8得点圧勝&2位で2次Rへ MLB2冠アレナド3ラン、投手陣も零封
2次RプールFも“死の組”、ドミニカ共和国&プエルトリコと激突
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールCで12日(日本時間13日)、アメリカがカナダを8-0で破り、2次ラウンド進出を決めた。打線が2回までに7点を奪うなど爆発し、投手陣も先発のダフィーから完封リレー。3戦全勝と圧倒的な強さを見せた前回優勝のドミニカ共和国に次いで、2勝1敗で2位突破を決めた。一方のカナダは3戦全敗となった。
2次ラウンド進出がかかる一戦でアメリカの強力打線が初回から火を噴いた。先頭キンズラーの四球、3番イエリッチのヒット、4番アレナドの四球で1死満塁とすると、5番ホズマーが先制の2点二塁打。さらにゴールドシュミットも四球を選ぶと、ここでカナダ先発のデンプスターは早くも降板。直後、ポージーの遊ゴロの間に1点を追加した。
さらに2回、アダム・ジョーンズ、イエリッチのヒットで1死一、三塁と好機を作ると、2年連続メジャー本塁打王、打点王の2冠のアレナドがレフトへ3ラン。ホズマーも2打席連続の二塁打で続くと、2死後にポージーがレフトへタイムリーを放ち、リードを7点に広げた。
一方、アメリカ先発のダフィーは4回まで2安打7奪三振無失点の好投。その後、救援陣も力投を見せ、点を与えない。
7回には1死からポージーがレフトへソロ弾を放ち、1点を追加。8-0でカナダに圧勝し、1次ラウンド突破を決めた。アメリカが進む2次ラウンドのプールFには現時点でドミニカ共和国、前回準優勝のプエルトリコの進出も決まっており、さらなる死闘が予想される。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count