執念9人継投で手繰り寄せた白星 V戦士・岩村明憲氏をうならせた2投手とは

千賀は無死二、三塁のピンチを「自作自演なので…」と反省

 日本は5回に坂本勇人内野手(巨人)が中前打で出塁し、捕逸などで2死三塁となると、小林誠司捕手(巨人)がセンターへ適時打を運び、1点勝ち越しに成功。ここで登場したのが、1次ラウンド第2戦のオーストラリア戦でも2回を無失点と好救援した千賀滉大投手(ソフトバンク)だった。

 5回は先頭シモンズに中前打、プロファーに右翼線二塁打を浴び、無死二、三塁のピンチを招く。だが、続くボガーツを見逃し三振、バレンティンを空振り三振、グリゴリアスを一ゴロに仕留めて無失点。6回にも走者を三塁まで進めたが、得点は許さなかった。

 千賀自身は5回の投球について「ゼロで抑えられたのはよかったですけど、僕が出した走者。自作自演なので、そこは何とも言えないです」と反省しきりだったが、岩村氏は1死二、三塁から迎えたバレンティンの打席を絶賛する。

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