前田健太、4回途中1失点&3連続、4連続で7K! 現地高評価「カミソリのよう」
初回トラウトらから3者連続K、プホルスにソロ被弾も4回途中1失点好投
今季メジャー2年目を迎えるドジャースの前田健太投手が13日(日本時間14日)に行われたエンゼルスとのオープン戦に先発登板し、4回途中を投げ、1安打7奪三振無四球で1失点という好投を見せた。その内容は現地メディアでも高評価を受けている。試合は同点の4回にバーンズの勝ち越し2ランが飛び出し、ドジャースが3-1で勝利した。
ここまでのオープン戦ではロッキーズに2回2安打2四球1失点、カブスに2回2安打1四球2失点だった右腕。オープン戦3試合目の登板では初回いきなりエスコバル、カルフーン、トラウトと3者連続三振に斬って取ると、2回先頭のプホルスには先制のソロ弾を浴びたものの、その後を3人で打ち取った。さらに3回も3つのアウトをすべて三振で奪い、2回2死から4者連続三振とすると、4回はトラウト、プホルスと打ち取ったところでマウンドを降りた。
この登板に地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」電子版は「ドジャースのケンタ・マエダがエンゼルスに3回2/3で7つの三振を奪う」との見出しでレポート。この日の60球中、40球がストライクというデータを紹介し、ロバーツ監督がこの日の試合内容に「投手がいいピッチングを見せ、守備もよかった」とコメントしたことも伝えている。
また、ドジャースの公式サイトでも「エンゼルスに対するマエダの宝石のような投球にバーンズが本塁打で報いる」との見出しでレポート。「ケンタ・マエダの鮮やかな先発投球とオースティン・バーンズの均衡を破る2ランは、月曜の午後、テンピ・ディアブロスタジアムで満員の9111人を前にドジャースがエンゼルスを破るに足るものだった」とレポートし、日本人右腕の投球を「カミソリのように鋭かった」と称えた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count